コミュ担さん、頑張ってます!
今日は私が担当の会派内での勉強会。
月末に長野市での住民自治協議会の取り組みを視察するために、浜松市での地域コミュニティづくりの現状を学ぼうと、市民部の市民協働・地域政策課にお願いしました。地域コミュニティづくりは、1期目の4年間も常に意識してきた課題であり、その現状を一期生の皆さんにも知ってもらおうと次長にお願いし、協働センターの現場からコミュニティ担当職員さんにも来庁頂きました。
私が指名した訳ではないのですが、説明に来てくれたコミュニティ担当職員は、なんと小中学校の同級生で、現在は曳馬協働センターで4年目の活動を支えている菅野竜平くん。たまに会う時の情報交換はしていましたが、なかなかプレッシャーもかかるプレゼン機会にも、様々な具体的な取り組みから、コミュ担さんの考えていることまで、貴重な意見を教えていただきました。
コミュニティづくりの課題は、地域ごとの共通課題と地域性の強い独特な課題まで幅広く、また人事異動を宿命とする公務員制度の中で、まだまだ手探り状態であることは否めません。しかしながら、以前に提案した地域情報の分析や引き継ぎを行い、地域に寄り添った課題解決を継続的に支援するための「地域カルテ」が実用に入っていたことや、ひと・こと・ものを繋ぐという視点から、活動資金の提案といったカネまで一緒に考えてくれる職員さんの仕事は、地域にとって大変大きな力になっているはずです。
他の議員の皆さんからも、自分の地域の現状と比較し、多様な意見や感想がもらえる良い機会となりました。
一期生の皆さんには、駆け出しの時期に何から吸収していけば良いのか、困惑する時期かと思いますが、市民生活に近く、地域コミュニティづくりの拠点である協働センターの現状や課題を知ることは、終わりのないテーマの一つだと思っています。
菅野くんの活動が同級生として誇らしく、またこんな仕事をしてくれる職員の皆さんのためにも、活動の成果が充分にだせる環境を作っていくことが我々の仕事だと改めて感じました。
日頃の活動内容をきけば、市議会議員と見間違えるような連携や動きをしてくれていますので、こんなコミュニティ担当職員が増えれば、市の職員さんに対する市民の皆さんの期待も変わり、市議会議員の役割も変わってくるでしょう。
そこまでくればコミュニティづくりの本質や市民協働の在り方が成熟し、市議会議員の数も半減できると思います。
市民協働とコミュニティづくり、議会改革は全て民意を上げていくことに支えられて、また本当にそれを目指す志を共有できる人の数を増やしていかなければ実現しないものです。
色々と再確認する勉強会となりました。
菅野くん、ありがとう。
これからも共に頑張りましょう!
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