地域の声や要望が届く仕組みづくり。
地域運営のこれから
昨日は西区協議会と引き続いての区長への地域要望、本日は土木要望会に参加させていただきました。
区協議会では、本年度に計画最終年を迎える新市建設計画の進捗状況が説明されました。
本日の庄内地区での土木要望会では、各自治会から提出されている土木要望に対して、南土木事務所から対応状況について説明、回答が行われました。
いずれも住民の要望に、行政が予算をつけて執行していくという基本的かつ重要な会合です。
満点回答となって事業完遂したもの、予算がついて発注済みのもの、予算要求段階でなかなか優先順位のあがらないもの、残念ながら予算目処はなく却下されるものなど、要望の内容により様々な回答が説明されていきます。
叶えられない要望に対しては、状況をご理解頂かないといけないものや、知恵を絞り、要望の角度を変えて更に要望を続けるものなど、市民の皆様の声をどのように実現していくか、住民同士の対話、行政との対話を如何に活きたものにしていけるか、市民の皆さんが行政に求める大切な要因のひとつと考えます。
恐らく昔に比べられば、随分と合理化され、そしてスピーディーに事業が進んでいく仕組みになっているのだとは思います。しかしながら、要望の取りまとめ方、対応のルールに始まり、区の協議会での議案の立て方や、諮問・協議の活性化や建議、要望の提案など、まだまだ属人的であったり、表面的に留まったりと課題が多いと感じています。
この話しは、この数ヶ月間に新型コロナウイルス対策に並行しながらも議論や研究を深めている区の再編の議論の中でも、大きな論点とすべきものです。
住民の声が届く、それ以前に、声が上がりやすい、気軽に意見は言える、それでいて意見を尊重しつつ、対立ではなく、対話から協調が生まれる。
理想論で無理なこと、、と言われるかもしれませんが、目指すことは諦めずに、より良い方策を考えていきたいと思います。
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