防潮堤竣工報告会が開催されました。
防潮堤竣工報告会
秋晴れの下、コロナ禍で延期となっていました防潮堤の竣工報告会が開催されました。
2011年の東日本大震災を受けて、一条工務店グループ様から300億円という破格の寄付金の申し入れを頂いてから、わずか半年で着手にこぎつけ、2013年から2020年にかけて、整備工事が行われてきました。
市民や企業の皆様からの寄付も募り、土砂の提供や運搬にご理解を頂いた周辺住民の皆様、そして、工事に関わられた建設関係事業者の皆様のご協力のもと、約17.5kmになる防潮堤が完成いたしました。
これにより津波からの浸水深2m以上となる宅地を約98%低減し、宅地の浸水面積も約8割に減らすことができました。
これからは防潮堤の恩恵を受けつつ、防潮堤の維持管理をしっかりと次世代に繋ぎ、地域づくりや憩いの場としてのりかつようについても地域官民が協力して取り組んでいく必要があります。
本日は大規模災害対策特別委員会の委員長として、お招き頂きましたが、一条工務店グループ様はじめ、関係の全ての皆様に改めて御礼を申し上げます。
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