舞阪 岐佐神社 大太鼓の音が街中に響く。

舞阪 岐佐神社 大太鼓の音が街中に響く。
海に生きる男たちの魂をゆさぶる祭り
遠州灘と浜名湖の豊かな水産資源に恵まれた舞阪の大太鼓祭りは、氏神様『岐佐神社』の例祭です。町内の安全と海上安全、豊漁を祈願して、毎年旧暦9月14日・15日の両日に齋行されます。14日が宵祭り。15日が本祭りで、この日は大安吉日と満月が重なるおめでたい日です。
ホームページにもこう説明されています。


今年は9月22日(月)と23日(火)の2日間にわたり開催されました。平日の昼間はこれまで、議会や視察日程と重なり、なかなか拝見できないのですが、今年は昼の合間に稲佐山神社⛩を訪れることができました。
先日までの台風の倒木対応が間に合って、多くの皆さんが神社に集まることができて本当に良かったです。


夜にも町内各地にお邪魔して、いろいろなお話を伺うことができました。
特に舞阪は浜松を代表する猟師町。近年のアサリの不漁や黒潮の大蛇行、今年は台風の影響もあって、漁獲高が思わしくなく、大変な時期が続いています。



豊漁と海上安全を祈願するこの太鼓祭りですから、自ずと力が入ります。
自然が相手ですので、簡単なことではありませんが、漁業として生計をたてて行くことが難しくなってしまい、農業や工場、運転手などの仕事に変わってしまった話もたくさん伺いました。



単一の漁業だけでは確かに厳しい状況ですが、だからといって漁業就業者がいなくなったら大変なことです。金銭的な補助だけでなく、養殖やスマート水産業など、新たな枠組みで地域の産業を守り、伝統と文化を繋いでいくことが大切です。



舞阪のお祭りにくると、若者たちの熱気に物凄いエネルギーをもらいます。力強い男性の太鼓だけでなく、女性の踊りや練りの掛け声もしかりです。
平日開催されるこのお祭りにむけて、大変な準備もあり、開催に毎年御尽力頂いた皆様に改めて敬意と感謝をお伝えしたいと思います。



ちなみに、小中学校は、初日は午後からお休み、本祭りの火曜日と翌日の今日は休校日です。
大人の皆様もお休みとられている方も多いと思いますが、また、来年にむけて、宜しくお願い申し上げます!

https://www.kisa-jinja.jp/event


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