
雄踏文化センターにて、西区「みんなでまちづくりトーク」が開催され、市長の市政報告と市民団体による活動発表、市長との質疑応答が行われました。

最新の市政報告を市長自ら出向いて行う年に一度の機会、各部長も勢ぞろいのこのまちづくりトークが、本日を皮切りに各区をまわります。

区の再編については、もう少し突っ込んだ意見があるかと思いましたが、現時点で提案している新3区案が資料に掲載されているほか、再編の必要性を説明するにとどまりました。
最後の質疑では、オリパラの合宿受け入れ、トビオ、野球場、弁天島海浜公園といった西区独自の課題のほか、水道コンセッションに関する意見や質問が続きました。
個別にも意見を伺いましたが、まだまだ市政への理解が十分とはいえません。
大きなまちの行政のあり方、市民目線で丁寧な対話は難しさもありますが、市民の皆さんと議員、行政の関わり方についての合意形成が肝心です。
世代の違いや、地域の違いによってもニーズや感性も異なりますが、平成最後の年はいろいろな価値や考え方のバランスの分岐点であるような気がします。
その違いを相互に認識し理解を深めることは簡単ではありませんし、越えられない壁もあるかもしれませんが、だからこそ、それぞれに適した細やかな対話と柔軟な対応が求められています。
このバランス感覚を大切にしつつ、未来設計が出来るような仕事をしなければなりません。

市民活動紹介では、雄踏のめだか広場・すずめ広場の取り組みの発表がありました。
地域による子育て福祉、高齢者福祉のボランティアワークのお手本として、他の地域の皆さんと勉強にいきたいと思います。