
第5回浜名湖圏シンポジウムが開催され、浜松市、湖西市の両市長の主催者挨拶のあと、観光庁観光地域振興課の富樫課長の観光動向の講演、DMO浜松・浜名湖ツーリズムビューローの前田事業本部長からの事業報告がありました。

続いて日本観光振興協会の総合調査研究所所長で、全国観光圏推進協議会のアドバイザーを務めている清水哲夫教授より、観光におけるデータ活用と題し
講演を頂きました。

DMOが立ち上がって、一年半となりますが、データマーケティングという点では、まだまだ活用しきれていません。次年度はデジタルマーケティングに大きな予算要求をしていますので、一気に活用が進み大きな効果が得られることを期待しています。

第2部では、これまで一緒に観光地域づくりマネージャーとして活動してきた皆さんによるパネルディスカッション形式で、活動を通じた浜松浜名湖に対する提言がありました。
耕していない畑に降る雨。
八ヶ岳ツーリズムマネジメントの小林代表の言葉が印象的でした。
畑は地域、雨は補助金です。
耕していない畑、地域づくりや合意形成ができていないところに、どれだけ補助金という恵みの雨が降っても、染み込まずに流れて無駄になってしまうという例えです。
これからも教訓も活かして、観光地域づくりに取り組んでいこうと思います。