
8月11日に、浜松市中区元城町にある西遠連合報徳社の浜松報徳館にて、二宮金次郎像の除幕式を行うにあたり、来賓としてお招き頂きました。
私の母校である北庄内小学校(現在は庄内学園に統合され廃校)にも二宮金次郎像があるのですが、私の地元庄内地区にあるもうひとつの旧南庄内小学校(こちらも統合され廃校)から地域の皆様のご了解を得て、この元城へと移設されたものなのです。
除幕式で御披露目された金次郎像は、移設前の状態から丁寧に磨きをかけて頂き、強さのある眼差しの中にも優しさのあるお顔となったような気がいたします。
この像は昭和4年に建立されたもののようで、遠州地域では最古のものとのことです。
近年、学校から二宮金次郎像が見られなくなっている背景について、興味深い記事をみつけましたので、お時間あればご一読ください。
https://10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=1679
報徳の精神は、現代の世においても違う事なく通じる考えであり、歴史を越えて地域に根ざし語り継がれてほしいものです。
除幕式にあたりお声掛け頂きました花井和夫先生、移設のご理解頂きました南庄内地区自治会の皆様、移設にご尽力頂いた一十園の小林様、また大日本報徳社の鷲山社長、西遠報徳社ご関係の皆様はじめ、ご一緒頂きました皆様に感謝申し上げます。