総務委員会で三市役所を視察。
今年から所属する総務委員会にて、水戸、いわき、郡山の市役所に行政視察に訪問いたしました。
東日本大震災から8年余が経過し、復旧復興が形になってきた経験と行政の課題、次の発展に向けたあり方などを考える機会となりました。
被災して新築された水戸市役所は、災害に強いことはもちろんのこと、市民アンケートによるニーズに応えられる市役所を目指して、復興を牽引する市役所が機能を始めています。
いわき市では、原発事故の補償格差に起因する市民感情や地域づくりの課題など、副次的な行政課題、被災のリスクマネジメントの難しさの新たな観点を伺うことができました。
郡山市では、行政内部のBPR(業務プロセスの再構築)の出口の1つとして、郡山standardと称した庶務業務の中効率化の状況を視察しました。
浜松市でも昨年度の行政経営諮問会議での提言をうけ、全庁的なBPRの調査に取り組むことになっています。職員のワークライフバランスや市民サービスの向上に資するAIの導入に向けたステップとして、現状把握と分析力が問われます。
事務能力の向上や作業効率の改善など、得意な分野でもあるので、職員や市民の皆さんに受け入れられ、効果が可視化できる浜松standardの調査研究を深めていきたいと思います。
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