コロナ禍の夏の花火。
夏の始まりといえば花火。
7月最後の日曜日は、例年であれば舘山寺温泉では灯籠流し花火大会が開催され、賑わいが始まる頃。
今年は東京五輪開会式の予定だった今日、新型コロナウイルスによって延期となり、様々な想いがこめられて全国各地で青年会議所主催でサプライズ花火が上がりました。
私も開催場所は知りませんでしたが、心の片隅で舘山寺でも上がらないかなぁと期待しつつ、、残念ながら写真は昨年の花火大会のものです。
世間では批判と混乱の中、GO TO トラベルキャンペーンが始まりましたが、梅雨明けも更に長引きそうな条件と、各地で拡大する新型コロナウイルスの感染のニュースにより、なかなか旅行に出かけて楽しもうという気にはなりにくい状況であることは間違いありません。
浜松市では夜の街クラスターと思われる感染者が複数確認され、市中に動揺が広がっています。残念ながら広まっている感染を瞬時に止めることは難しいと思われ、ある程度の感染者の拡大は避けられないと思います。
個人的には、感染防止対策が不十分な状況での長時間の対面接客による濃厚感染が1番の原因であると考えますし、症状が弱く無発症に近い潜伏期間に、マスクを外して接してしまう家族などへの感染拡大が市中感染の要因であると思います。
何度も発信していますが、まずはうがい・手洗いによる自己防衛と、マスクによる拡散防止、飛沫接触の防止を徹底して注意しましょう。
他人と同一空間にいる密閉時間は極力避けましょう。また、暑い季節にエアコン効かせて締め切りたいところですが、今年の夏は自然の風や扇風機で換気を重視したニューノーマルな夏の過ごし方に慣れるようにしないといけないですね。
新型コロナ対策をしていく新しい生活様式が当たり前となり、しっかりと感染防止対策を、みんなで守っていけば、無防備な感染拡大や緊急事態宣言を発令せずに、withコロナの事態を乗り切っていけるはずです。
たくさんの不自由はありますが、お互いに思いやり、ルールを守って、コロナ禍の夏休みを乗り切らなければなりません。
感染者対応や感染防止対策をしなければならない地方自治や生活の現場と、先をみて命を守らなければならない国や経済における政治判断の温度差が乖離しないよう、市民の皆様の声や肌感覚をしっかりと伝え、未来への不安を解消できる政策や予算づくりに知恵を絞りながら、夏を乗り切りたいと思います。
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