遠州灘天然とらふぐ始まります!



今年も10月に入り、遠州灘でのトラフグ漁が解禁されました。
舘山寺温泉では、17回目となる遠州灘天然とらふぐキックオフセレモニーを開催し、マスコミ、行政、旅行会社など大勢の皆様にご来場頂きました。



このキックオフイベント立ち上げのころは、毎年とらふぐキャラの被り物で各地をキャンペーンしたことがつい先日のような気もしますが、皆様のご支援とご協力で17年の歴史を重ね、少しずつではありますが、浜松でも天然とらふぐが獲れることや、天然のブランド力の認知度も上がってきました。



漁師の皆さんには、今シーズンも大漁を期待していますかま、今年は中国でのフグ需要が上がってきているとのことで、豊漁の期待と反して、高値で推移する予想もされています。



うなぎやマグロと同じように、これまで日本でしか食すことのなかった食材が、グルメのグローバル化や日本食の浸透により、中国という大市場をはじめ、世界中から引き合いが生じて、食材マーケットが変わってきています。



浜松では鰻に次ぐ、ブランド食材として売り出し始めた天然とらふぐですので、B級グルメとして人気の浜松餃子や大衆グルメのさわやかさんのハンバーグと違って、なかなか食べる機会がないことも事実です。



近年は養殖ふぐの流通量も増えてきましたが、外国人観光客が増え続ける時代の中で、地産地消の遠州灘天然とらふぐが、インバウンドの食通にも認められるよう、次のステージにむけて料理のレベルアップや情報発信の仕掛けを考えていかなければなりません。

とはいえ、皆様、まずは今シーズンの天然とらふぐを一度ご賞味くださいませ。


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