
平成元年の雄踏文化センター開設を機に保存会が発足し、平成2年の第1回から令和最初の第31回定期講演が開催されました。

浜松地域遺産にも認定されているふるさと万人講は、保存会の坂田忠臣会長を中心に、下は小学2年生、今年は4年生が中心となって五つの題目が披露されました。
初めて鑑賞させて頂きましたが、市民歌舞伎とはいえ、本格的に演出され、見応えのある舞台に感動いたしました。

昨年9月に、同じく歴史を重ねてきた佐久間町の浦川歌舞伎の休止が発表されましたが、市民歌舞伎として残る雄踏町も保存会の運営は簡単ではないようです。

高齢化もさることながら、子ども達にも活動が続けられるよう、地域の皆様と力を合わせ、支援者や協力者、事業化など、時代に合わせた運営手法を考えていければと思います。