withコロナ。観光地のコロナ対策レベル向上へ。



議会では7日に2回目の新型コロナウイルス対策特別委員会が開催されました。
各会派から事前に提出された確認事項について、当局からの回答と説明に対して、質疑が行われました。
新型コロナウイルス感染症については、緊急事態の初期対応や経済対策の最初の山は越えたのですが、各分野にわたる確認や意見は、まだまだ簡単に終わらず2時間にわたる会議となりました。

本日の舘山寺温泉観光協会での会合でも、コロナ禍における現状と今後の対策について、様々な意見交換がされました。

withコロナの時代において、完全に新型コロナウイルスを防御することは極めて難しい状況が続きます。
春の第1波では、ウイルスに対する情報も少なく、感染防止に関する認識も中々浸透していませんでした。少し落ち着いて気の緩みがあることだけが原因ではないとは思いますが、ここ連日の東京都において100名を超える感染確認の報道も色々な意味を持っています。
都知事の不要不急の移動自粛の発言もあり、敏感に反応したキャンセルの通知も相当数ある中、今月発表される景気刺激策であるGOTOキャンペーンによる効果と感染拡大リスクに対する対応は極めて重要なものとなります。

海外からのウイルス流入が限られている現状においては、国内旅行による悪意のない感染が起こる可能性は否定できません。しかし、第1波と大きく異なることは、国民の皆さんの感染防止に対する高い意識や、施設や事業者の対策の徹底の努力が行われていることです。
浜松市では、シビックテックの賜物として、「はままつLINEコロナ見守りシステム」の運用を開始しています。まだ登録施設数は900程度ですが、舘山寺温泉でも宿泊や飲食店、関係施設での周知と活用をお願いいたしました。



厚労省が配信している接触確認アプリCOCOAは、約610万件のダウンロードされていますが、これらのコロナ対策テックを活用しながら、観光地が地域でのコロナ対策レベルをあげていくことが肝心です。

※厚生労働省COCOA
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

情報量が増えてきた現在では、以前のように感染者情報の粗探しや無闇な公表を求める声は少なくなり、報道も角度も変わっていくと思われます。今後、仮に感染者が確認されたとしても、感染ルートの判明や早急な接触者の検査の実施などクラスターを発生させない最大で最速の対応が求められます。




これまで感染者確認数が8名と政令市では最小に抑えられている浜松市です。
第2波、第3波が懸念されるwithコロナの中でも、ソーシャルディスタンスと手洗い消毒やうがいという基本的な行動指針を守りつつ、観光や飲食といった時間を楽しんでいただけるよう、産官学民、各施設における感染拡大防止の対応や、地域の対策レベルをしっかりと底上げするよう心掛けてまいります。


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