12月に入り、市議会は議会質問と常任委員会が続き、残すは特別委員会のみとなりました。
今週一番の注目は、自民党本部が財政健全化を目的とした財政再建推進本部を改編し、積極的な財政出動も含めた財政全般を検討する会議に衣替えした財政政策検討本部を設置したことです。
本部長に積極財政論者の西田昌司参院議員、幹事長には、地元の城内実衆議院議員という布陣で動きだしました。
高市早苗政調会長が顧問に、最高顧問には安倍晋三元首相が就任し、日本経済を成長軌道に戻すために必要な財政政策を議論する方針を確認したと報道されています。
積極的な財政出動を念頭に、国債の増発が市場に与える影響や財政健全化目標の在り方などを検証し、来年6月までに提言をまとめていくようです。
城内実先生のブログにも報告されております。
https://www.m-kiuchi.com/archives/13340
積極財政については、まだまだ理解されていないことが多い状況ですが、私が大学時代に専攻してきたマクロ経済学、信用創造理論、貨幣経済と財政政策から、やっと納得がいく政策の議論が始まるのではと、大いに期待しています。
金融機関でも財政の仕組みがわかっていないという声も聞こえてきますが、国債発行による財政破綻をしないための緊縮財政という間違った神話に対する目から鱗の財政理論が皆さんに伝わるよう勉強会の仲間を広げていきたいと思います。