先駆的議会改革の会津若松市議会に学ぶ。

いなばだいすけ

2017年08月25日 17:46



人口約12万人と浜松市からすると小さめな町ですが、3度のマニュフェスト大賞を受賞している議会改革の実状を視察に訪れました。
視察にお邪魔すると、その市役所の担当部局が説明し、慣例的に議会を代表して議員が挨拶だけ顔を出してくれることがほとんどなのですが、今回の視察は、会津若松市議会の広聴広報委員会の議員お二人が自ら説明、対応して頂きました。
政務活動費の不正受給をはじめ、そもそもの議員の資質が問われる中、今回の視察は私の今後の政策立案や議会改革に、大きなヒントを頂くものになりました。
市民参加を大きな目的のひとつとして、意見交換会や政策討論会など、会派を越えた6名ずつの議員が一組となり、20地区に年2回以上開催、しかも運営から議事、報告までを議員が自ら行っています。
浜松市では、広聴広報は会派毎に行うことになっており、実態的には地区の選出議員がそれぞれの地区で行っています。まったく市政報告などかない地域もあるようですが、やはり、議員の仕事ないようと市民意識を変えていくための仕組みを作っていく必要があると感じます。


会津若松市議会は、定数30名と、人口比率からすると、やや多い印象となりますが、議会改革会議への民間人の公募など、議会改革を着実に進めています。
私も含め、議員になる前は、民間人である議員の感覚を大切にしつつ、市民が求める議員像と議員の仕事の本質のコンセンサスを得られるような議会改革を進めていきたいと考えます。
まだまだ浜松市議会の中では、一期生でしかありませんが、一期生だからできることを、一期生のうちに始めていきたいと思います。

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