立地適正化計画って?
第2回都市計画審議会が開催され、委員の一人として出席させて頂きました。
公園整備に関する都市計画変更にあたり、対象となる現場視察のあと、3時間近くの審議会となりました。
公園整備については、平成28年に提案された浜松市都市計画公園整備プログラムにそって、未着手区域を中心に、計画の見直し、変更、廃止などの調整が進んでいます。
大風呂敷をこっそりしまっている感が否めません。専門家からも対象地域への周知の方法などへの配慮も意見され、限られた財源と人口減少にむけた選択と集中の実践は、難しさもありますが、必要な判断のひとつです。
またさらに大きなプランニングに、立地適正化計画があります。
先月までに、市民説明会や区の協議会に現状が報告され、意見聴取も行われていますが、見る人によっては、地域の切り捨てだといった辛辣な声にもなってしまう内容です。
ブログのタイトルに偽って立地適正化計画の詳細な説明はここでは省きますが、これは浜松市だけの話ではなく、国から各自治体に出された宿題のようなもので、基本的なシナリオは、コンパクトシティ&ネットワークという都市計画の方向性に示されています。
そこにいかに地域の独自性やこだわり、都市計画に対する思いを表せるかが重要ですが、どうも今の本市の計画は、極めて教科書通りで主体や思いが見えません。失礼ながらもそんな意見を最後に発言しましたが、以前に視察した柏の葉アーバンデザインセンターのように、市民も企業や大学も連携し、主体的なまちづくりや都市計画を推進出来ている地域も増えてきました。
まだまだ微力ですが、浜松市のまちづくりや都市計画について、枠組みや取り組み方から変えていく必要があると考えています。
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