期成同盟会による研修会

いなばだいすけ

2021年03月04日 01:42



今晩は、西山会館にて都市計画道路植松伊左地線整備計画の研修会が開催されました。
市役所からも土木整備部次長や都市計画課長をはじめ、5名の職員の方が参加、地域として関係する和久田市議、倉田市議ととにも参加しています。



舘山寺街道(舘山寺鹿谷線)は、道路分類上は、第3種2級に位置付けられています。その真ん中にあたる西山地区のこの区間は、都市計画道路の見直しにより廃止候補となっており、改めて整備優先順位を上げてもらうことが必要となっています。
期成同盟会が成立したのは平成30年12月ですが、活動自体は平成25年から行われています。
見直しの判断基準とされる機能検証においては、安全性、防災緊急対応、経済ストックなどの指標と、周辺道路を含めた交通量が勘案されています。
しかしながら、交通量調査から10年近く経ち、市内の産業立地により、交通状況は大きく変わってきています。
西遠都市圏のパーソントリップ調査も検討されていますが、そのデータ分析にいついてもアナリストにより大きく判断が変わる可能性があります。
期成同盟会からも要望されていますが、技術的・段階的には評価基準をクリアしていくことが必要となっています。
しかしながら、元々の都市計画道路の見直しは、国の財政的な課題から始まっていますし、財政の予算枠を決めるのは自治体です。
限られた予算ではありますが、その限りを最大化するための試みも追求していくのが政治なのかと思います。
必要な事業に、適切な予算が配分されていくよう、歳入の拡大について、まだまだ勉強していこうと思います。

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