区再編は住民投票へ



11月定例会最終日。
懸案の浜松市の区再編について市長から提出された住民投票条例が修正案にて可決成立いたしました。
これによって来年4月7日(日)の統一地方選挙にあわせて、浜松市で初めての住民投票が行われることとなります。



特別委員会での議論、自治会などを通じた説明会、そして住民投票の賛否の議論まで、各地域、各世代、各団体、各議員、それぞれ様々な意見がありました。

市民の皆さんの関心が低いことは間違いないのですが、せっかくマスコミで大きく取り上げられているのに、本質的な部分に関する報道はほとんどなく、政治的な思惑を睨んだ切り口でしか記事やニュースとなっていないことが残念です。

何故、区の再編をやるのか、その目的や意義がしっけり理解されていなければ、表面的な住民投票になってしまいます。
そもそも区が何のためにあるのか、通常の生活では、あまり関心がありません。
これまで議論の進み方が遅かったことや、意義や説明が広がっていかないことは、やはり政治的な理由が大きかったと感じます。
しかし、大切なことは市民の多くのかたが、区再編の内容をしっかりと理解し、然るべき区割案を納得していただけることです。
現状では、区の在り方や意義と市長が説明する行政組織の改革という説明のミスマッチが市民に理解されていません。
その理解が進まなければ、提案されている3区案は全く受け入れられるものにはならないのです。
どうして今の3区案がよいのか?この本質を本当に理解し説明ができる市民の声が住民投票に反映されることは恐らく難しいでしょう。
これから投票日まで、3区案を説明する広報や広告が広がっていくと思いますが、どれが正しくて、真に市民の未来に向けて正しいのか、理解にむけた対話や説明は十分か、懸命な判断のために私も丁寧な説明に努めてまいります。


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