
本会議の議会質問に続いて、委員会での次年度予算案の審議が行われています。
初日は環境部と産業部の一部について7時間、流石に疲れます。2日目は、産業部のうちの農林水産業と観光についての予算審議が行われます。
さて、前回のブログ(6)では、区の意義に、自治区と行政区という認識の違いがあり、議論が噛み合っていないと説明しました。
市役所側の提案は、そもそも自治区としての意義はない行政区という考え方なので、再編しても市民サービスが低下しなければ、大きな影響は無いという捉え方です。
それでもこれまでの区を中心に行われてきた業務や感覚について、簡単に飲み込める理論ではないかもしれません。
少なくとも住民自治が今より強化されていかなければ、まちづくりという大義すら見失ってしまいます。
今回からは区の意義の前提の違いを理解して頂いた上で、再編案について書いていきます。
1.経費削減効果の真偽?
2.市民サービスの低下への懸念はないか?
3.提案された3区案はベストな選択肢か?
4.住民自治は守られるのか?
5.まちづくりのあり方は?
皆さん何となく1から3位の問いかけには、それぞれの情報や意見もあるかと思います。

ご案内のとおり、住民投票にかけられる3区案は図の通りです。
良く聞かれる、もちろん大切な考察として、区の再編の目的、方法、期待される効果、行政のメリット・デメリット、市民のメリット・デメリット がなどが挙げられますので、先の5つの視点と絡めてながら説明します。
続きは次のブログ(8)で。