さてブログ(9)では2.市民サービスについて、大半の市民の皆さんには大きな影響はないと思われるが、福祉が本当に必要な方や非常時、災害時などの土木対応への不安や懸念は完全には払拭できていないと書きました。
さて今回は、下記5つの
1.経費削減効果の真偽?
2.市民サービスの低下への懸念はないか?
3.提案された3区案はベストな選択肢か?
4.住民自治は守られるのか?
5.まちづくりのあり方は?
3.提案された3区案はベストな選択肢か?について自論をお伝えします。
これについては、議会でも委員会でも明言しているとおり、私の答えはNOです。
市役所の説明、ホームページにもこう記載されています。

3区案の考え方
当初、2区案の一つとして、天竜区及び浜北区で構成される区と、その他の5区で構成される区からなる再編案を提示しました。
3区案は、この2区案を基にしながら、意見を聴く会等で地域の皆様から様々なご意見などを伺うとともに、区自治会連合会等からの要望を受け止め、天竜区は、過疎地域の指定など固有の課題があること、浜北区は、副都心として位置付けられており独自性があることなどを総合的に勘案し、新たに提案したものです。
以上、原文コピーにあるとおり、元にあった2区案から市民の声を聞いて3区となったとされています。
しかしながら、この3区案については、委員会では、ほとんど議論がされていません。
そもそも区の再編に反対の意見は、形がどうであれ反対ですし、賛成の方の意見はも本当は2区案だか、この3区案でもよい、といった積極的な理由の無い、半ば時間合わせとなった案であることは明白です。
本来なら、更に突っ込んだ議論を深めて行くべきですが、これに関しては一方的に打ち切られる形で3区案への検証ができていないままです。
それを批判しても元に戻れませんので、どうしてこの3区案がベストでないのか、ここが肝心です。
簡単に言えば、A区約67万人、B区約10万人、C区約3万人弱という歪な人口バランスです。
この人口のアンバランスの何が問題か、次のブログで、更に明確にしていきます。