
7月29日(土)30日(日)の両日にわたり、浜松・浜名湖地域の食の恵みを知ろう!と農林水産物のブランド化の強化と食文化の醸成を図る目的で『食❌農楽会』が開催されました。

初日には、静岡文化芸術大学の熊倉功夫前学長がユネスコ無形文化遺産となった和食文化の特徴と継承について基調講演されました。
2日目は、浜松・湖西の両市長と食に関わる権威の皆様のパネルディスカッションが行われています。
国内外で活躍される有名料理人の皆様からも、ご当地の食材の素晴らしさは太鼓判を頂きましたが、やはりブランド化やPRは十分とはいえないとのご指摘も頂きました。裏をかえぜば、まだまだ潜在能力は高いと言えます。
食材の活かし方、料理人の育成、情報発信や地域での食文化醸成などやりたいこと、やれてないことはたくさんあります。このパネルディスカッションは、改めて食と農に対して考える良い機会となりました。

また、この事業の目玉は、分科会として開催された有名シェフによる実演会や座学です。一度に全て見られないのが残念なバリエーションですが、これまで地域の食に関わる仕事をしてきた私としては嬉しい限りです。
これを機会に、浜松・浜名湖が、食材の宝庫から、食文化の豊かな町へとレベルアップしていくことを期待するとともに、自らの研鑽に努めていきたいと思います。
http://hama-shoku.com/