緊急事態宣言が拡大!




浜松市の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、4月15日までのPCR検査の実施人数は456人、陽性患者数は4月8日に公表された7例に留まっています。

5月6日までの学校の休校延長や事業者の営業自粛や短縮など、すでに感染拡大の防止に対して様々な対応をとっていただいているなど、市民の皆様のご協力とご努力の賜物です。

感染拡大が広がる地域、緊急事態宣言の発令地域からの観光客の流入が懸念されてる舘山寺温泉でも、早い段階で感染拡大の防止を最優先とした営業自粛の協議し、各施設において、休業休館の対応がすすんでいます。

現状においては、本日の緊急事態宣言の拡大によって、浜松市において大きな変化はないかと思われますが、より一層の緊張感をもって、ゴールデンウィークまで、まずはみんなで我慢しながら、次の行動の機会に備え、しっかりと準備していただければ幸いです。

浜松市では、検査体制の拡充と安全確保のためのサージカルマスク50万部、防護服8800セット、消毒液などの追加購入することが報道されましたが、先週末に市長に提出した16項目の要望についても、担当部局で協議検討が進められているはずです。
他の自治体の発信に比べると、決して早いものではありません。これに対する事業者や収入減となっている皆様からの不安や不満の声はたくさん届いています。

市には、早く、強めの発信をお願いしたい

全国区のマスコミやワイドショーでは、個人向けの給付金ばかりが取り沙汰されますが、国は、まず感染拡大防止による医療崩壊を招かない措置をしっかりと実施しています。同時に、政府は早くから緊急融資枠の拡大や雇用調整助成金の大幅拡充により、収入の大幅減少を食い止めるなど、最大限の雇用維持の方針を決定し、コロナ関連廃業や労働市場の混乱を最小限に食い止めている実態はあまり報道されていません。

来週、国会では、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の補正予算が審議されます。
これには、私も早くから要望してきた固定資産税の軽減措置や特例措置を国費で補填することや、地方負担の対策費用にも充当できる新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金などが盛り込まれています。これらに連動する形で、浜松市としての経済対策などの骨子が発表されることと思われますが、拙速で的外れな対策や無計画なバラマキではなく、結果として市民の安心と事業の継続に繋がる十分な対策が発表されることを期待しています。


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